天守閣に登りました 2021-04-06
浜松に来た時からずっと気になっていたお城の天守閣にようやく登れる時が来ました。ちょっと写真を撮るだけのつもりが、親切なガイドさんのおかげで思わぬ収穫がたくさんありました。忘れないように、ここに記しておきます。
江戸時代になってから築かれたお城の石垣は規則正しく積まれていて洗練されていますが、隙間がほとんどないため、その分水はけが悪くて災害に弱い面がある。
一方、戦国時代に築かれたお城の石垣はこの浜松城のように野面積みと呼ばれる方法で作られていて、優美さはあまりないかもですが、その分水はけはとても良く災害に強い頑丈な一面を持っている。
徳川家康の頃の浜松城は、今よりもはるかに大きな敷地を有していて、天守閣も現在の復興天守の1.5倍くらいは元々あった。戦後は、ロープウェイや動物園、大きなプールなどが次々と作られたが今は無く、その広大な跡地が浜松城公園として街のシンボルになっている。ちなみに、現在の鉄筋の天守が建てられる前に、ベニヤ板で作られた2代目天守なるものも一時期存在していた。
浜松城の天守台地下1階には井戸があって、これと同様の作りが国宝の松江城にも見られる。浜松城の2代目城主がのちに松江を治めた際に、浜松城の作りを参考にして松江城を建てたと考えられている。
この他にも、天守閣のガイドさんに浜松のことを色々と教えて貰いました。浜松に移り住んでまだ日が浅いですが、これから先の楽しみが沢山増えてなんだかワクワクしてきました。ここ浜松の地でも、暇を見つけては撮り歩きを続けていきたいと思います。
公園広場から見た天守閣。国旗と一緒にパチリ。 隙間が多い分、水はけが良くて災害に強い石垣です。 ぐるっと一回りできるようになっています。 金網越しですけど浜松市内をぐるっと一望できます。 霞んでなければこの方角に富士山が見えるのに。 山の麓に新東名が見えます Sのマークの看板も遠くに見えました。 初代の浜松城天守閣(安土桃山時代)よりも一回り小さいサイズで再建された現在の復興天守閣。よく見ると石垣の左側が余っています。 ホテルコンコルド浜松真向かいにあるファミリーマート駐車場のすぐ近くに、引間城(浜松城の前身)本丸跡があります。
浜松城公園の桜 2021-04-01
満開の時期は逃してしまいましたが、桜の花に囲まれた浜松城とその周辺です。屋台も少し出ていました。
公園入口の無料駐車場は満車に近い状態でしたが、公園内は一部を除いて人も多くなく、割と空いていました。
ホテルコンコルド浜松から 2019-08-08
会合の休憩中にロビーに出たらお城が見えました。せっかくなので天守まで行ってみたい気持ちはありましたが、暑いので建物の中から撮るだけにしておきました。
ホテルコンコルド浜松の2階ロビーから浜松城が見えました お城の麓にある無料の駐車場です。かなり広いです。 ホテルコンコルド浜松からお城まで歩いて数分の距離です。